こんにちは!
プロステップ ブログ担当の猪熊です♪
先日弊社の職人が石綿特別教育を取得しました☺︎
1発合格(?)おめでとうございます!
そこで今回は石綿ってどんなものなのか、
石綿特別教育は何のためにあるのかをまとめてみました!
石綿とは?
石綿(アスベスト)は、天然の繊維状鉱物です。
石綿の繊維が体内に入ると肺線維症(肺が硬くなり呼吸が上手くできなくなる)、
中皮腫(悪性の腫瘍)の原因になるといわれ、
肺がんを起こす可能性があることも知られています。
石綿は耐火性、断熱性、防音性、絶縁性など多様な機能を有していることから、
耐火・断熱・防音の目的で建築材料として、
建築物(ビル、学校・病院、工場、一般住宅など)や工作物(駐車場、プラットホーム、変電施設など)に
大量に使用されてきました。
現在では、石綿を含む製品の輸入・製造・使用等は禁止されていますが、過去には建材などに使用されてきたことから、建築物やその他の工作物等に石綿を含む建材が使用されている場合があります。
石綿取り扱い作業従事者特別教育とは?
石綿取り扱い作業従事者特別教育とは、アスベストの危険性や保護具の使い方など、解体業務の実践的な内容を学び、作業員や近隣住民の安全を確保するために必要な知識を身につける講習です。
石綿取り扱い作業従事者特別教育を修了することで、石綿等が使用されている建築物、工作物又は船舶の解体等の作業が行えるようになります
どうして足場に石綿特別教育が必要なのか?
一見足場とは関係のなさそうな石綿特別教育ですが、
壁つなぎ用のアンカー打ちの際に必要な時があります
壁つなぎとは、建設現場において足場を壁などに固定することで、
建物に足場を連結し、足場が倒壊したり変形したりすることを防ぐために使用される資材のこと
その資材を固定するためにアンカーを打つのですが、
アンカーを打つ場所の下地の裏にアスベストがある場合は
石綿特別教育を修了している者でないと施工することができません
持っていると施工の幅が増えるってことですね!
よって、弊社従業員は順次石綿特別講習を受講しております☺︎
まとめ
・石綿は吸い込んだり触ったりすると危険な建材で、現在は使用できない
・石綿特別教育を取得することで、石綿が使用された壁にアンカーを打てるようになる
近隣住民や作業員の安全を確保するためにも、石綿特別教育を取ることはとても重要なんですね
ちなみに、内容はそこまで難しくないそうです
僕も取ろうかな☺︎